結論から申し上げますと
家を建てるにあたり銀行からお金を借りるとしたら
団体信用生命保険という
掛け捨ての定期保険に加入することになるため、
現在入っている生命保険を必ず見直すべきだと思います。
また、生命保険の仲間には
医療保険や学資保険などがありますが、
これらも家を建てると同時に見直すことをオススメしています。
そもそも学資保険は、
以前のように掛け金以上にお金が増えることも
なくなってしまいました。
こんにちは^^
㈱すまいの達人 平塚です。
では、その理由について
まずは生命保険から詳しくお伝えしていきたいと思います。
✔︎保険はお金が増えるのか
生命保険には
「定期保険」「養老保険」「終身保険」の3つがあり、
後者2つは死亡保障と同時に貯蓄機能を備えているのですが、
もしもの時の保障に備えつつ、
ほぼノーリスクでお金が増えるという魅力に惹きつけられ、
銀行にお金を預けるぐらいならこっちの方がいいなと思い、
加入している人も決して少なくないのではないでしょうか。
確かにこれらの保険は
中長期的に保険料を払い続けていくことによって
それなりにお金は増えるので
銀行に預金するよりは良いとは思うのですが
自分自身で積立投資を長期的にしていった方が
比べものにならないぐらいお金が増えていくので
確実に保険よりも積立投資を優先すべきだと思います。
とはいえ、積立投資の商品には
保険のように死亡保障がついていないため
リスクもゼロではないので
それも考慮したら保険の方がいいのではないか
と思ってしまいます・・
✔︎死亡保障はそこまで必要ない?
しかし、実際のところ
そこまで死亡保障を手厚くすることが本当に必要でしょうか。
債務者にもしものことが起こった時
ローンが全額返済される掛け捨ての保険に
住宅ローンを申し込むと同時に加入するからです。
仮にご主人が単独名義でローンを借りた数年後、
不幸にも亡くなってしまったと想定します。
この場合、ご主人の給料は
なくなってしまいますが、
必要でなくなる費用も出来ます。
まずは住宅ローンの返済です。
そして、ご主人に掛けていた保険。
車の維持費。
また、携帯代や食費、雑費、交際費、
お小遣いといった費用も全ていらなくなります。
加えて、
遺族には国から年金が支給されることになります。
となると、おそらくトントンか
あるいは、今より家計に少しゆとりが生まれるかもしれません。
奥様が仕事をしているとしたら、
更にゆとりが生まれるのではないでしょうか。
以上のことから
家を建てたと同時に全ての保険を見直すべきだと思っています。
もし入るとしたら、
お子様が大学を卒業するまでの間、掛け捨ての定期保険に
入っている程度でいいのではないでしょうか。
お子様が仕事をやり始めた時点で、
もしもの時に備える必要はなくなります。
✔︎医療保険が最小限でいい理由
医療保険に関しても、
国民健康保険が充実している
日本では保険をかけすぎる必要はないと思います。
理由としては治療費が3割しかからないためです。
また、日本では
高額療養費制度が適用されるため
大きな病気をしたとしても
高額な治療費を請求されることはありません。
そのほとんどを国が負担してくれるからです。
基本的には医療保険は、
高額療養費でまかなえないものにだけ
入る程度でいいと思っている次第です。
よく入院費長期の保険がありますが
近年では病院も長期入院はなかなかさせてもらえません。
以上を踏まえて、家を建てる機会に
今入っている生命保険を見直し
浮いた資金を積立投資に回すという
マインドに切り替えていただければと思います。
次回は、家づくりで大切な
住宅ローンについてお伝えしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました^^